で、Excel で用語集を作る場合、ドイツ語は直接入力してもいいんですが、たとえばインターネットの文例やワードなどから貼り付けることもできます。その場合、
- Word 2000 や Internet Explorer (5.5)からコピーして
- 直接Excel に貼り付け
-
ウムラウトも残るし、元のファイルの書式情報がすべて保持されるみたい。フォント、ボールド、イタリック、センタリングなども残っちゃいます。
- いったん秀丸に貼り付けてコピーし直し
- 秀丸に落とす段階でウムラウトがのっぺらぼうになります。
- 直接Excel に貼り付け
- ねすけ 4.78 からコピーして
- 直接Excel に貼り付け
-
元のエンコードが欧文なら、ウムラウト情報は残るようですが、なぜかフォントは日本語っぽい・・・・
- いったん秀丸に貼り付けてコピーし直し
- ↑なら保持されるウムラウトの情報が消えて、次の文字と合体してアヤシイ漢字になります。
- 直接Excel に貼り付け
というわけで、Excel を使うなら IE やワードから直接はりつけた方がよいように思います。パソコンで作ったのを Active Sync で送れば Pocket Excel でもちゃんと読めます。.xls のままでも、.pxl に変換してもOKです。Jornada 710 の Pocket Excel でも実は Pocket IE から貼り付ければウムラウトや東欧語の特殊文字などが入力でき、そのファイルを Active Sync で送れば Excel 2000 で問題なく読めます。つまり、出先で Pocket Excel を使って用語集を作ることもできるわけです。といっても昨今は Handheld PC より Pocket PC の方が流行ってますから、H/PC をお使いの方は少ないかもしれませんが。
ふだんの用語集作成は PDIC を愛用しているのですが、翻訳をする時など、関連する表現を日本語やドイツ語や英語でひろってきて一覧にすることもあります。書式はテキトーでいいし、シートをわければ分野別にもできるし、なんなら日独英仏4カ国語の一覧なんてのもできるし、使い分けると便利です。それに、PDIC の CE 版は現状ではウムラウトが文字化けするので、Jornada でもウムラウトをちゃんと見たいときはExcel の一覧の方がいいです。あ、もちろん閲覧するだけなら ü など(文字実態参照、とかいうお名前がついているそうですが)でウムラウトを記述してフォント指定もしておけば、Pocket IE で日独混在できますけど、Excel の方が並べ替えもできるし検索も楽なのがよろしいです。
なお、Excel で Unicode テキストというのに書き出すと、実態はタブ区切りテキストになって、unicode 対応の、たとえば xyzzy というエディタならちゃんと読めます。うちでは UTF-16 をデフォルトにしてます。でもえすかめは zura さんの方がぜったい詳しいな〜。(^_=)