Juli 2003 Archive

Handheld PC でドイツ語 2003

Jornada 710 を購入してから2年以上が経過した。その間、Pocket PC はいくつも発売されたが、Handheld PC は Jornada 728(すでに売り場からは消えている)とシグマリオンくらいしか出ていない。そうこうするうちに、H" でメール放題が始まり、メール銀河を利用してドイツ語のページ(ウムラウトは u: などに変換)が十分読めるようになったし、AirH" Phone では事実上ウェブ放題だし、パソコン用のアドレスで送信もできるし、J-SH010 など QVGA のケータイまで出てきて、ちょっとしたことなら別に PDA を持ち歩かなくてもケータイ類でできてしまう世の中になった。

が。出先で原稿を書いたり、ドイツ語などの辞書をひいたりするには、Jornada 710 はまだまだ現役なのである。この2年間で、親指きゅんが使えるようになり、PDIC のフォントが指定できるようになり、unicode 版も使えるようになり、GSPlayer で MP3 がストリーミング再生できるようになった。ついでに、広辞苑もぶち込んである。

文章を書く場合、パソコンでは秀丸を使うことが多いが、Jornada で使っているのはもっぱら Pocket WZ Editor である。PWZ で HTMLファイルの編集もするが、タグは単語登録または手入力している。親指きゅんが使えるので入力は楽だが、ATOK を入れるとやはり不安定になるので、MS-IME なのがいまいち。基本的にワードは嫌いでめったに使わない(パソコンでも、翻訳の仕事の時しか使わないにひとしい)。PWZ を使って HTML で書いて、Pocket IE で読みこむ。というのが、わりといつものスタイルだ。これなら、日独混在も簡単に出来る。こうして自分で作った HTML ファイルは資料として本体ないしメモリカードに置いてある。

ウェブサイトを見るのは、家にいる時は LAN 接続、出先は PHS。うちは KX-HV210 がデータパック、AH-J3002V が標準、のデータセット割引(両方ともメール放題つき)にしてある。AirH" Phone は USB 接続だから PDA の接続には使えないので、HV210+カードを使う。また、ウムラウトが数値参照で書いてある欧文のページは D503i で見ればいいし、あるいはメール銀河を使えば数値参照・文字実態参照とも u: などに変換してくれるから HV210 単体でよいし、ウェブを見るための端末としての Jornada の地位はかなり下がってきた。とはいえ、PDIC の辞書がそのまま使えるから、出先で勉強するには十分役立っている。

メールは PWZ mail より qmail を使うことが多い。これらのメーラでは、ドイツ語は期待できないので、H" に転送してある特殊文字なし(ue などで書いてあるか、フランス語ならアクサン抜き)のメールを読むことになる。が、メール放題になってからはあまり使っていない。たまに、H" 本体で読みこむにはたまり過ぎている時など、PRIN につないで一気に落としてくるくらい。送信も、もはや Air H" Phone で自分のアドレスを使えるから、Jornada を使わなくてもいいようなものだけど、やはりキーボード入力の方が快適だ。しかも、親指シフトだし。

音声は、ぴきさんに教えていただいた GSPlayer に自作のプレイリストを組み合わせるのが便利。家で LAN 接続すると、ストリーミング再生も快適。もちろん、コンパクトフラッシュに MP3 ファイルをコピーしておいてもよい。トークマスターで録音した RVF ファイルをパソコンに転送し WAV に変換してさらに MP3 にして、さらに Jornada に転送すれば、NHK の語学講座だの放送大学だの、も聞けてしまう。・・・・・でもなんとなくめんどくさい・・・・

今は PHS 用のカードを持ち歩き、家に帰ると LAN カードにさしかえているのだが、P-in Free 2PWLと無線LANアクセスポイントを買えばもっと便利になるだろうな。・・・・「ご予算ができたら欲しいもの」リストに入れておこうっと。

・・・といいつつ、今日もジョル7をリュックに入れて、都営大江戸線に避暑に行くのであった。

PDICでドイツ語 2003

2003年7月末現在、PDIC の CE 版は、非unicode版の1.2xと、unicode(BOCU)版の0.5xがある。unicode版はまだα版だけど、独和・和独を同じグループに入れておけるのが便利。ことに、CE版の場合、インクリメンタルサーチ以外の検索はかなり遅いので、unicode 版の方がメリットがある。2001年版を書いた頃にはかなり苦労していた辞書の変換も、その後 TaN さんが専用ツールを作ってくださったので楽々できる。

うちのパソコンは2002年秋にHDDが一度いかれて交換したのだが、その後はなぜか Active Sync がうまくいかないので、LAN 接続で共有フォルダから辞書をコピーしている。メインの辞書は必ずパソコン→Jornadaの方向だから、別に同期をとる必要はない。Jornada上で登録するものは、別の辞書を作っておいてあとで変換やマージをすればよい(ちょっとめんどくさいけど)

また、ウムラウトを入力するのはめんどうだから、「辞書ひき用」と称する HTML ファイルを作って保存し、ハードアイコンに登録しておくと便利。ü などと書いてあるだけなんだけど、これがなかなかよろしい。文字をでかでかにしておき、1文字ごとに改行しておくと空白が入っているように表示されるので、コピーしやすくなる。文字実態参照も数値参照も使えるから、さらに必要な文字が出てきたら、エディタで書き加えておけばOK。

Über dieses Archiv

Diese Seite enthält alle Einträge von Deutschlernen von neu nach alt.

Januar 2003 ist das vorherige Archiv.

August 2003 ist das nächste Archiv.

Aktuelle Einträge finden Sie auf der Startseite, alle Einträge in den Archiven.