2003年7月末現在、PDIC の CE 版は、非unicode版の1.2xと、unicode(BOCU)版の0.5xがある。unicode版はまだα版だけど、独和・和独を同じグループに入れておけるのが便利。ことに、CE版の場合、インクリメンタルサーチ以外の検索はかなり遅いので、unicode 版の方がメリットがある。2001年版を書いた頃にはかなり苦労していた辞書の変換も、その後 TaN さんが専用ツールを作ってくださったので楽々できる。
うちのパソコンは2002年秋にHDDが一度いかれて交換したのだが、その後はなぜか Active Sync がうまくいかないので、LAN 接続で共有フォルダから辞書をコピーしている。メインの辞書は必ずパソコン→Jornadaの方向だから、別に同期をとる必要はない。Jornada上で登録するものは、別の辞書を作っておいてあとで変換やマージをすればよい(ちょっとめんどくさいけど)。
また、ウムラウトを入力するのはめんどうだから、「辞書ひき用」と称する HTML ファイルを作って保存し、ハードアイコンに登録しておくと便利。ü などと書いてあるだけなんだけど、これがなかなかよろしい。文字をでかでかにしておき、1文字ごとに改行しておくと空白が入っているように表示されるので、コピーしやすくなる。文字実態参照も数値参照も使えるから、さらに必要な文字が出てきたら、エディタで書き加えておけばOK。